高齢者の交通事故死、12年ぶりに増加 警察庁
2014.1.6 11:13 [交通事故] 産経ニュース
平成25年に交通事故で死亡した65歳以上の高齢者が前年より39人(1・7%)多い2303人となり、12年ぶりに増加したことが6日、警察庁のまとめで分かった。死者の総数は38人(0・9%)少ない4373人で、13年連続の減少となった。
25年の上半期の死者数は2004人で、13年ぶりに前年同期を上回った。このため、事故が起きやすい日没前後の1時間にパトロールを強化するなどの対策をした結果、年間では減少に転じた。
事故発生件数は62万8248件、負傷者は77万9660人で、いずれも9年連続の減少。
都道府県別の死者数では愛知が219人と11年連続で最多。兵庫が187人、千葉が186人と続いた。少なかったのは順に鳥取が25人、島根が28人、山梨が38人だった。
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