無料相談実施中

交通事故(被害者側)に関する相談は,正式に依頼されるまで無料です。弁護士費用特約もご利用いただけます。詳しくは、墨田区錦糸町・押上アライアンス法律事務所までお気軽にご相談ください。

 

住 所

東京都墨田区

太平4-9-3

 

最寄駅

 

墨田区

錦糸町

電 話

03

5819-0055

アライアンス法律事務所

東京弁護士会所属

弁護士 小川敦也

江東区亀戸からお越しの方、

都バスが便利です。

太平4丁目下車徒歩0分

はみ出し通行禁止場所における追越しによって対向車と衝突,対向車に乗車していた二人姉妹が死亡した事故について,被告の運転態様や被害結果の重大性等を理由に死亡慰謝料及び近親者慰謝料を増額した事例                 秋田地裁平成22年9月9日

事 案

交通事故で死亡した事故当時21歳と19歳の姉妹の両親及び同事故で負傷した被害者が,不法行為に基づき,加害者に対して損害賠償を求める事案

争 点

死亡慰謝料及び遺族固有の慰謝料の評価

問題の所在

赤い本(平成19年)上の基準では,死亡慰謝料・近親者慰謝料を合わせて2000万円~2200万円とされている

結 論

亡D及び亡E本人についてそれぞれ死亡慰謝料2200万円,亡Dの死亡に関する遺族固有の慰謝料として,原告A及び原告Bにそれぞれ300万円,亡Eの死亡に関する遺族固有の慰謝料として,原告A及び原告Bにそれぞれ300万円の慰謝料を認める

理 由

() 被告及びその運転態様

被告の運転態様は右側部分はみ出し通行禁止場所と指定されている場所において道路右側部分に進出して高速度で追越しをするという極めて危険なものであること,しかも減速するのに十分な間隔があったのに,左折進入直後で速度が上がらなかった普通自動二輪車を追い越そうとしてののであり何ら必要性のないものであったこと,被告が本件事故の直前にも追越しのための右側部分はみ出し通行禁止場所において高速度で追越しをしていたこと,本件事故現場である道路は,被告が通勤のために使用していた道路であり,追越しのための右側部分はみ出し通行禁止場所であることを被告が熟知していたこと,被告が日頃からしばしば追越しのための右側部分はみ出し通行禁止場所において追越しをしていたこと

() 被害者側の事情

ア 被告によって,亡Dは21歳,亡Eは19歳といずれも若くして突然人生を絶たれたものであり,亡D・亡Eの無念は筆舌に尽くし難い。原告A及び原告Bは,大切に育て,慈しんでいた2人しかいない我が子を一度に失ったのであり,その精神的苦痛は察するに余り有り,被告に対する被害感情が峻烈であるのも当然である。

イ 原告C車両は,はみ出し通行禁止場所と指定されている場所において被告車両がいきなり対向車線に進路変更してくるという全く回避不能の状態で衝突させられており,原告C車両には何ら落ち度がない。

備 考

() 本件事故後の被告の態度

確かに,①被告が原告A及び原告Bの下に謝罪に訪れたのが本件事故から9か月弱を経過した後であったこと,②被告が刑事裁判の第1回公判の際,亡D及び亡Eの遺影に頭を下げなかったこと,③被告が刑事裁判の第2回,第3回の公判の際,モニターに映し出される証拠を正視するという姿勢に乏しかったことや弁論の全趣旨によれば,2人の尊い命を奪ったという余りの責任の重さから,被告がこれを十分に受けとめられずにいることがうかがわれ,それがこのような態度となって顕れたことがうかがわれる。④被告が刑事裁判の判決後,原告A及び原告Bの下に謝罪に訪れていないことが認められる。

しかしながら,被告も本件事故により手術を要する左大腿骨骨折の重傷を負い事故直後から2か月強入院していたこと,原告A及び原告Bの下に謝罪のため訪問した平成20年6月20日(同月27日にも再度謝罪のため訪問している。)の前から,被告が何度か原告A及び原告Bに謝罪のための面会を電話で申し込んでいたものの拒絶されていた経緯があること,同年7月ころ,検察庁を通じて,原告A及び原告Bから被告に対して直接の謝罪訪問を断る旨の連絡があったこと,被告とその妻は,現在に至るまで,本件事故現場に頻繁に赴き,献花したり,お茶を供えて手を合わせるなどしていること,被告が刑事裁判の第2回公判以降は亡D及び亡Eの遺影に頭を下げていたことも認められることに照らせば,本件事故後の被告の態度をもって,前記認定額以上に慰謝料を増額すべきとまではいえない。


概要 | プライバシーポリシー | Cookie ポリシー | サイトマップ
東京都墨田区錦糸町・押上  交通事故に関する相談で弁護士をお探しなら、 アライアンス法律事務所まで 交通事故に関するご相談は無料です お気軽にご連絡下さい。 東京都墨田区太平4-9-3第2大正ビル1階 電 話 03-5819-0055 代表弁護士 小川敦也(東京弁護士会所属)