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交通事故後遺障害(PTSD)

PTSDは,その診断の難しさ、因果関係の立証の困難さから後遺障害等級認定は否定的な傾向があります。しかし、諦める必要はありません。裁判でのポイントはPTSDかどうかではなく、「交通事故の態様、程度、身体障害程度が、被害者の精神疾患を発症させる程のものかどうか」にあります。

 

PTSDとは

PTSDとは

  PTSD(Post-traumatic Stress Disorder)(心的外傷後ストレス障害)とは,死に比肩するような外傷経験を受けた場合に,その経験者本人が極めて強い精神的ストレスを生じ,そのストレスが多彩な心因的症状を引き起こし,そのため通常の生活が送れなくなることをいいます。ここでいう「外傷」とは、身体的外傷ではなく、精神的(心的)外傷のことです。

  このような体験をした結果,突然,事故時の状況がの脳裏に発現し,全ての思考・行動が停止し,正常な生活が送れなくなる状態(フラッシュ・バック)になるのがPTSDの特徴です。

PTSDの診断方法

診断方法

  PTSDの診断基準として、「ICD-10」と言う世界保健機関の診断基準と,米国精神医学会が定めた「DSM-Ⅵ」と言う診断基準が用いられています。

Aその人は、以下の2つが共に認められる外傷的な出来事に暴露されたことがある。

(1) 実際にまたは危うく死ぬまたは重症を負うような出来事を、1度または数度、または自分または他人の身体の保全に迫る危険を、その人が体験し、目撃し、または直面した。

(2) その人の反応は強い恐怖、無力感または戦慄に関するものである。

B.外傷的な出来事が、以下の1つ(またはそれ以上)の形で再体験され続けている。

(1) 出来事の反復的で侵入的で苦痛な想起で、それは心像、思考、または知覚を含む。

(2) 出来事についての反復的で苦痛な夢。

(3) 外傷的な出来事が再び起こっているかのように行動したり、感じたりする(その 体験を再体験する感覚、錯覚、幻覚、および解離性フラッシュバックのエピソー ドを含む。また、覚醒時または中毒時に起こるものを含む)。

(4) 外傷時出来事の1つの側面を象徴し、または類似している内的または外的きっか けに暴露された場合に生じる、強い心理的苦痛。

(5) 外傷時出来事の1つの側面を象徴し、または類似している内的または外的きっか けに暴露された場合の生理学的反応性。

C.以下の3つ(またはそれ以上)によって示される。(外傷前には存在していなかった)外傷と関連した刺激の持続的回避と、全般的反応性の麻痺。

(1) 外傷と関連した思考、感情、または会話を回避しようという努力。

(2) 外傷を想起させる活動、場所、または人物を避けようとする努力。

(3) 外傷の重要な側面の想起不能。

(4) 重要な活動への関心または参加の著しい減退。

(5) 他の人から孤立している、または疎遠になっているという感覚。

(6) 感情の範囲の縮小(例:愛の感情を持つことができない)。

(7) 未来が短縮した感覚(例:仕事、結婚、子供、または正常な一生を期待しない)。

D.(外傷以前には存在していなかった)持続的な覚醒亢進症状で、以下の2つ(またはそれ以上)によって示される。

(1) 入眠、または睡眠持続の困難。

(2) 易刺激性または怒りの爆発。

(3) 集中困難。

(4) 過度の警戒心。

(5) 過剰な驚愕反応。

E.障害(基準B,C,およびDの症状)の持続期間が1カ月以上。

F.障害は、臨床上著しい苦痛または、社会的、職業的または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

裁判におけるPTSDの判断方法

裁判におけるPTSDの判断としては、交通事故の被害者が、当該事故によりPTSDになったと主張して加害者に損害賠償を求めた場合において、「同人の症状が、外傷体験の要件に該当しないだけでなく、ストレス反応の量と質が基準以上に大きいものであるとはいえないときには、同人の症状はPTSDには該当しないといわざるを得ないから、同人による上記請求は、これを認めることができない」と判断した東京地裁平成14年7月17日が参考となります。

 外傷性神経症より重度の障害を伴う後遺障害として位置付けられたPTSDの判断に当たっては、DSM―〈4〉及びICD―10の示す〔1〕自分又は他人が死ぬ又は重傷を負うような外傷的な出来事を体験したこと、〔2〕外傷的な出来事が継続的に再体験されていること、〔3〕外傷と関連した刺激を持続的に回避すること、〔4〕持続的な覚醒亢進症状があることという要件を厳格に適用していく必要がある。

 これを本件について検討するに、まず、〔1〕外傷的な出来事の要件について、本件事故の態様は、被告車両のセンターオーバーによる正面衝突であるが、高速度で衝突したわけではなく、その後救急車が到着するまでの間に、目の前で同乗していた家族が死亡してしまったのであればともかく、原告は軽傷であり、家族も重傷を負ったとまではいえないこと、また、原告は、記憶障害により事故状況を健忘している旨主張するが、左後部座席にいた原告が衝突を目撃した可能性は低いことなどを考慮すると、原告が、自分又は他人が死ぬ又は重傷を負うような外傷的な出来事を体験したものとみることは困難である。

 次に、〔2〕再体験症状であるが、前記認定事実によれば、原告の症状は、遅くとも平成一一年一〇月二二日には症状固定したものとみられるが、原告の見る悪夢は本件事故に関連したものに限られない。また、事故の記憶が日常的に反復して想起されるのではなく、車や携帯電話が引き金になって、事故直後の救助を待っている情景のフラッシュバックが生じるが、事故時に感じた「家族を失ってしまうのではないかという恐怖感」がよみがえってくるわけではなく((証拠省略))、外傷的な出来事が継続的に再体験されていることを全面的には肯定できない。

〔3〕回避症状については、原告は、仕事上必要な場合に限らず、プライベートでも頻繁に車に乗っていることが認められる。原告は、車に乗ることが最良の治療法であるので実践した旨述べるが、治療として一定期間挑戦することは理解できるものの、乗車後の症状により仕事にも支障が出るのであれば、少なくともプライベートでの乗車は極力避けるのが自然であり、外傷と関連した刺激の持続的な回避症状は認め難いといわざるを得ない。

 さらに、〔4〕覚醒亢進症状について、原告は、睡眠困難、集中困難等があるというが、その程度は明白ではない。

 以上のとおり、外傷体験の要件に該当しないだけではなく、ストレス反応の量と質が基準以上に大きいものであるとはいえず、原告の症状はPTSDには該当しないといわざるを得ない。原告には脳の器質的変化は認められないところ、原告の神経症状は、本件事故前にはなかったにもかかわらず、本件事故を契機として発生しており、本件事故に起因する心因反応として外傷性神経症と捉えるのが相当である。

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